お正月
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
このお正月は美味しい物をたくさん食べて身も心も癒されました。
写真は、ちりめん細工のミニチュアおせち料理ですが、
本当によくできていて美味しそうです。
おせち料理は女性が3日間は炊事を休めるようにと
3日間保つように作られます。
それぞれの料理にもおめでたい意味があります。
ニシンの卵である数の子は子孫繫栄を願い、
田づくり(ごまめ)は豊作を祈願し、
黒豆はまめ(まじめ)に働き、まめ(健康)に
暮らせるようにと、無病息災を願った食べ物です。
他にも、菊花かぶや海老は長寿を願い、
ぶりは出世魚なので出世を祈願します。
昆布は「よろこぶ」、鯛は「めでたい」の
語呂合わせだったり、それぞれの意味を知ると
面白いですね。
年末は何かと忙しいですが、昔から日本人は
おせち料理ひとつひとつに願いを込め、
丁寧に調理してお正月を過ごしていたのだと
思うと改めて現代の生活を考えさせられます。
少し不便だったり、面倒なことでもそこには
全てに意味があり、そこから学ぶことが
たくさんあるのだと思います。
去年のお正月以来、久しぶりに着物を着ました。
以前は着物を着る機会も多かったのですが、
このところめっきり少なくなりました。
洋服より少し面倒で、事前準備も必要なので
「えいっ!」と少しばかり気合が必要なのです。
でも、今回着物を着て改めて気づきがありました。
周囲の人たちが着物の女性には優しくなるのです(笑)
これは世の女性にぜひともオススメしたいです!
日頃、重たい荷物も私は男性並みに持ちますし、
主人にも滅多にお願いすることはないのですが、
着物を着るとこちらからお願いしなくても、
荷物を持ってくれるのです。
着物を着ると自然と立ち居振舞いもおしとやかになるのも
原因のひとつだと思います。
私は中身は「男」だと言われていますので^_^;
そしてもう一つ、着物を着ると確実に体が鍛えられます。
特に体幹が。。。
一見、優雅に見えるかもしれませんが着物を着て動くのは
意外に体力が必要です。
背筋も伸びて姿勢が良くなります。
今年は着物生活をできるだけ心がけようと思います。
″面倒なことも少し手間をかけて丁寧に・・・″
そうすることで今年はたくさんの発見をしていきたいと思います。
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